さて、猫太郎が選ぶ2024年のベスト作品を紹介します!
まずは『ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ』。この作品の作者は、アニメ化もされた『チ。―地球の運動について―』で知られる魚豊(うおと)さん。『チ。』は、第26回手塚治虫文化賞で大賞を受賞し、マンガ大賞実行委員会の「マンガ大賞」でも2年連続入賞を果たした実績があります。そしてTwitterで人気だった「ひゃくえむ。」は2025年に劇場アニメ化されるそう。そんな実力派作家が手がける作品です。
そしてもう一作は、『クジャクのダンス、誰が見た?』。こちらは、現在広瀬すず&松山ケンイチ主演でドラマが絶賛放映中。原作は、同じくドラマ化された『イチケイのカラス』の作者、浅見 理都(あさみりと)さんです。『このマンガがすごい!2024』、CREA(文藝春秋)の「夜ふかしマンガ大賞」に4位、3位とランクイン。まだ作品数が少ないのに、連載が2作ともドラマ化されている、注目の作家です。
目次
読んだらキケン!?『ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ』
公式内容紹介:
『チ。』の魚豊が描く、恋と陰謀ーー!!
あの人に、好きな人はいるのかなーー
あの時話していた言葉の意味ってーー
抱いた恋心が溢れるとき、
世界を動かす謎に迫っていくーー!
『チ。』『ひゃくえむ。』の魚豊が描く、
圧倒的新機軸、前代未聞のラブコメストーリー!!
編集者からのおすすめ情報
『チ。』で、信念のために命を賭した人々を描いた魚豊が次に描くは
現代日本で「真実を知りたい」ともがく私たちの姿!!
この世界のすべては運命か!?それとも偶然か!?
気鋭の奇才が描く、唯一無二の”ラブコメ”、必見です!!!
SHOUGAKUKAN COMIC(試し読みもできるよ!)から引用
『ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ』のクチコミ
基本的にネタバレさせたくないので、あまり作品について突っ込んだことは書けないんだけど、いろんなサイトの口コミや感想を読むと、猫太郎と同じ感想を持っている人が結構いるんだなあって思ったニャンよ。
わかりみが深くて泣きそう…
主人公バカでイライラするけど同時に応援したくなる。
1話からキッッッツ…。だかしかし最高
キツイけど読み切った!
SHOUGAKUKAN COMICより抜粋
まあね、猫太郎は猫ぶってるけど猫ほど賢くない、本当は人間だからさ、ああ、この作品って僕のことを描いてるんだって思ったにゃんよ。そんでね、読み終わったらなんかそういう自分のことも愛おしいけど、もう変えなきゃ!って思ったにゃんよ。バカな自分をやめなきゃ!ってね。
そんで、なんか涙が出た。猫太郎を泣かすなんて、すごいマンガにゃんよ!
作者紹介:魚豊先生プロフィール
Wikipediaを見て、その実績の凄さに驚いたにゃんよ!!何と、『ひゃくえむ。』を講談社のマンガアプリ「マガポケ」で連載し、終わった途端に『魚豊は「ひゃくえむ」が終わってから各誌の有名編集者から執筆してほしいと引く手数多』な状態だったとな!?まだ20歳そこそこで、4歳上の若い小学館の編集者、千代田修平さんと仕事を組むことに決めて、そこで、あの『チ。』を描いたとな?天才過ぎる。
魚豊先生の経歴:
魚豊(うおと)先生は、1997年5月29日生まれ、東京都出身です。2018年に「ひゃくえむ。」で連載デビューし、その後『チ。-地球の運動について-』で多くの賞を受賞しました。彼は生まれつき絵を描くのがずっと好きで、ちっちゃい頃から漠然と絵を描く仕事に就きたいなと思ってたそう。中学時代にアニメ『バクマン。』を見て漫画家を志し、アシスタント経験を経て独立しました。(AIを使って編集。主なソースは以下。実績が凄すぎて、どのマンガで何賞を獲って、みたいな経歴ばっかりにゃんよ!)
『バクマン。』は大人で読んだにゃんよ!(くっ…。年齢差にゃんよ!)『DEATH NOTE』の原作&作画コンビの作品だから、面白くないわけがない、めちゃくちゃワクワクするマンガにゃん!あの胸を熱くする作品でこんなすごい作家が生まれたんだにゃ〜〜〜!!
魚豊先生が圧倒的に好きな作品:
福本先生の作品(猫太郎註:『賭博黙示録カイジ』の福本伸行先生)と、DEATH NOTE、闇金ウシジマくん、ピンポン、寄生獣、亜人。
全部違うジャンルに見えて根底では一緒で、ちょっとリアリティあるけどちょっと日常から離れた人達の話。完全なファンタジーではないんですよね。そういうのがかなり好きなんですよね。
【PERSONAL FILE】漫画家 魚豊 ベタでも誰かの背中を押せるような漫画をから引用
上のインタビューでは、「人の背中を押せるような漫画を描きたい」とも書かれていて、グッときます。
また、こんなふうにも答えていらっしゃいます。
読んでつらい現実を忘れられるみたいな作品はあまり好きじゃなくて、読んでつらい現実を変える行動ができるような漫画を目指したいです。
にゃるほどにゃ〜!そりゃ〜、猫太郎も好きだわ。凄すぎる。でも、公式内容紹介にあるような、『ラブコメ』感は一切感じられなかったわ。これがラブコメだっつうんなら、ちょっと病みそうにゃんよ。
読む手が止まらない!『クジャクのダンス、誰が見た?』
公式作品紹介:
12月24日、雪のちらつくクリスマスイブに元警察官の山下春生が殺害された。逮捕されたのは山下が警察官時代に関わった一家六人殺害事件の犯人・遠藤力郎死刑囚の息子。父の冤罪を盲信する息子の怨恨による犯行かと思われたが……。
ドラマ化もされ映画化も決定している『イチケイのカラス』浅見理都が挑戦する、身震いするほどの衝撃! 本格クライム・サスペンス!!
kisscomic.comより引用(コミックDAYSで試し読みもできるにゃん!)
『クジャクのダンス、誰が見た?』のクチコミ
ちなみに、『イチケイのカラス』はリアルな法廷を舞台としながらもユーモア溢れる温かいエンタメコメディーでこの作品とはカラーが全く違うけど、本当に傑作なのでなぜあんなに短期間で終了してしまったのかわからないにゃんよ。(全4巻)
『クジャクのダンス、誰が見た?』は「Kiss」誌で2025年1月現在連載中で、Yahoo!ニュースで「『ふてほど』超え発進」と取り上げられるほどドラマも人気が出ているようで、原作ファンとして嬉しい!!ネット上の感想を拾ってきたにゃんよ。
続きが気になって仕方ないです。ぜひ読んで欲しい。
かなり本格的なミステリーです。
登場人物が全員怪しすぎて、セリフ一つ、仕草一つが全て伏線に感じてしまう。
謎の導入として雰囲気抜群、私は続刊を予約した。
ストーリーの展開も一癖も二癖もあり、一巻読んだだけで心を掴まれる。
ebookとAmazonより抜粋
浅見理都先生は現在「KIss」という女性誌で連載をしていて(前作『イチケイのカラス』は男性誌の「モーニング」連載)、猫太郎はアプリで毎月拝読してるんだけど、そこで度々「女性誌の割に本格的」だの「この作品は男性誌でもいける」だのってコメントしてる男性読者が多数居るのが気になるにゃんよ。多くの男性は女性向けの作品を読んでいないので、男性向けの方がハイレベルって勘違いしてるんだろうと思うけど、そこはハッキリしておきたいところにゃんよ。女性誌にも本格的ミステリーやサスペンス作品は多数掲載されているにゃんよ。
正直言ってどっちが偉いってことはないけど、男性誌が一般向けであっても、性欲を煽るだけで内容が薄っぺらいエロマンガや、普通のマンガであってもサービス的なエロ要素がかなり多いことから引っ掛かり過ぎて、猫太郎は女性誌の方が読みやすいにゃん。
作者紹介:浅見理都先生プロフィール
今回、ブログに書くにあたって、浅見理都先生の経歴をめちゃくちゃ調べたけど、公式な経歴は全て以下で統一されているようだったにゃん。東村アキコ先生の賞を受賞してるってすごいにゃんね!
浅見理都先生の経歴:
浅見理都(あさみりと)先生は、1990年生まれ、埼玉県出身。『第三日曜日』で第33回MANGA OPEN東村アキコ賞を受賞。『イチケイのカラス』は自身初の連載である。
モーニング/モーニング・ツーより引用
ちなみにみんな「浅見理都 大学」「浅見理都 顔」「浅見理都 インタビュー」「浅見理都 wiki」とか検索しているようだにゃ。ちなみに猫太郎は『イチケイのカラス』みちおのファンだから、「浅見理都 顔」でみちおコスプレ見つけて嬉しかったにゃん!
も〜、連載が終わった『イチケイのカラス』のことばっかり書いてるにゃあ。
Wikipediaでも、浅見理都先生の項目は無いし、情報薄々なんだもん〜。
でも、マジで『イチケイのカラス』もすっごく面白いから大勢の人に読んでほしいにゃん。(しつこい😅)
浅見理都先生のインタビュー記事紹介
みんな浅見理都先生がどういう人なのか知りたいんだと思うけど、個人情報はほとんど見当たらないから、Xとかをフォローするしか無さそうにゃん。でも、前作で『話題の裁判官漫画「イチケイのカラス」作者、初インタビュー…拘置所からのファンレター』というタイトルの、弁護士ドットコムニュースでインタビューを受けているのを発見したにゃんよ!そのうち『クジャクのダンス、誰が見た?』でもインタビューがあるといいにゃあ。
刑事事件はある日突然巻き込まれるものだ。平穏な日常が一瞬にして破壊されることもある。そして、だれもがそうなる可能性がある以上、けっして他人事ではない。巻き込まれれば、刑事手続きは待ったなしで進んでいく。だからこそ、「こんな裁判官がいたらいいのに」と思えるような裁判官を描きたいと浅見さんは話す。
その強い想いが届いたのか、拘置所で『イチケイのカラス』を読んだ人からハガキが届いたことがある。ハガキには「漫画を読んで勇気づけられました。おそれずに、自分の気持ちを裁判官に伝えようと思います」と書かれていたという。
弁護士ドットコムニュースより引用
浅見理都先生がインタビュアーになった弁護士さんの紹介が読めるサイト
あまり情報がネットに落ちていない浅見理都先生のエキス?がたっぷり味わえるシリーズがあります。
それはこちら、『刑事弁護オアシス』というサイトで連載している『漫画家・浅見理都が刑事弁護人に聞くザイヤのオオカミ』です。
なお、WEBサイト『刑事弁護オアシス』とは何かを拝読したところ、『捜査・取調べから、裁判、社会復帰まで、その情報と知識の泉(オアシス)を提供したい。』という熱い志で2019年から運営しているポータルサイトでした。すごいにゃんよ!!😭
会員登録したら無料で読めるという太っ腹なことが書かれていたので、早速登録したにゃんよ!!
これからも魚豊先生、浅見理都先生をフォローして、新しい情報があったらシェアしたいと思ってるにゃんよ!!だからブックマークしてね💕